Webサイト制作、アプリ制作、ネットワーク関連などプログラミングと呼ばれる業務の範囲は広いのでどの分野を狙っていくかを決めましょう。
オススメは本業との関連性で決めること。宣伝関係はWebサイト制作、事務や経理関係は業務改善など本業の知識や経験が役立つ分野を見つけましょう。
プログラミングはあくまでも手段にすぎません。それを使うことによって改善したいこと、達成したい目標のために活用するものです。だからこそ、「プログラミングの先にあること」の本業スキルを発揮しましょう。
プログラム初心者スキルと本業の経験者スキルを掛け合わせる
ツールを正しく作成するためのプログラミングスキル
Webサイト制作を例に少し具体的にお話しますね。現在、「ノーコード」と呼ばれるプログラムの知識がなくてもWebサイトを構築できるツールがたくさんあります。しかし、ちょっとしたトラブルでも知識がないと大変な思いをすることがあります。スキル・知識のある人が使うと便利なツール、というのが現実です。
例えば、ワードプレスというコンテンツを管理すシステム(CMS)があります。ワードプレスのメリットは、ページを作成する際にテキストや画像を登録していくことで誰でも作成することができることです。社内で運用をしたい企業にはピッタリのツールです。
プログラムの知識があった方がワードプレスでできることが増えるのはもちろん、「ツールとして正しいカタチ」にして納品するためにスキルや知識が必要になります。
ツールを有効活用するための本業スキル
「正しく作るスキル」に加えて、本業のスキルを活かした「Webサイトをどのように活用していくべきか」という視点からのアドバイスができれば業務の範囲が広がり、自身の価値が高まります。
Webサイトをキレイに作って満足している中小企業は少なくありません。Webサイトの役割や成果、そのための集客施策など、Webマーケティングの視点からWebサイト構築のアドバイスができれば業務の範囲も広がります。
また、業務効率を上げるためのDX化を耳にする機会も多くなりました。ちょっとした業務改善の方法としてエクセル・VBA作成業務の重要も多くあります。経理や事務作業の現場経験を活かした現実的な業務改善の方法、その中でのDX化提案ができれば、企業に対して付加価値を提供できます。
プロの開発現場でも、現状がどうなっているのか把握するところからプロジェクトが始まります。本業の業種・業務の現場と近い案件なら、「プログラム初心者スキル×現場での経験者スキル」というように現在のスキルを掛け合わせることで「プログラム初心者」ではなくなります。
プログラミングスキルの習得方法
オンラインスクールの無料体験を利用する
いきなり受講することが不安な場合は、無料体験から始めてみましょう。スクールはそれぞれ特徴があります。自分に合った受講スタイルを探してください。
最初の一歩は勇気が入りますが、無料なら少しは気が楽になりますね。
オンライン講座を利用する
個人のスキルを売り買いする場所のひとつ、ストアカというサービスがあります。プログラミング、アプリ開発、Web制作、デジタルマーケティングなど幅広いジャンルの講座があります。
オンラインスクールよりも気軽に始められるので、まずは受講してみてはどうでしょうか。