自宅でできる仕事、リモートワークでできる副業を探している50代の方へ。企画やコンサル系よりも「手を動かす仕事」で中小企業の副業をオススメする理由をお伝えします。
考えるだけで完結する仕事
サンカクでは移住しなくても地方企業へ副業で貢献できる「ふるさと副業」のサービスを実施しています。応募すると企業担当者と応募者数名で座談会を開催します。応募者がやりたいこと、企業の課題や副業支援者に求めることなどを全員で話し合います。
わたしも参加した経験がありますが、「企画や施策の立案が得意です」、「マーケティングやブランディングの分野で支援したい」「作業を実行する方々をまとめて全体的な進行役が必要ではないですか」というコメントを耳にしました。
企画や管理する側の仕事に就きたいと考えている50代の方がとても多いのです。
中小企業に足りていないこと
本業でのポジションや仕事内容でスキルを提供したいという思いは理解できます。しかし、中小企業が欲しいのは「手を動かしてくれる人」です。どんなに素晴らしい企画や施策があっても、実行する体制を構築できない。
また、コンサルタント支援を受けた中小企業が「実行フェーズでうまくいかなかった」という経験をしています。課題は明確でやりたいこともあるが、実行してくれる人がいない、社員を雇うのはリスクが高いので、副業を募集しているのです。
Webマーケティング実行に必要な業務
手を動かす仕事はどんなものがあるでしょうか。Webマーケティングを例に考えてみます。
- ドキュメント作成
- 調査・分析作業
- コンテンツ作成
- Webサイト運用業務
企画や提案を経営層がわかりやすく理解できるように資料化する作業。競合、市場などの調査やWebサイトのアクセスログの分析業務。オンラインショップでは、売上の数字やどんな商品がどれくらい売れたかを把握できていない場合もあります。
こんな情報を発信すべきという方針に沿って、コンテンツ(情報)をつくる業務も多岐に渡ります。
- ニュースリリースやWebサイトの記事を書くライティング作業
- 動画の編集
- Webサイトの内容や記事を更新する運営業務
- SNSの投稿業務
- オンラインショップの商品情報更新
専門性や高いスキルが必要と思われがちな作業ですが、決してそんなことはありません。基本的なことを抑えておけば未経験者でもチャレンジできる業務です。うまくいけば長期間の契約も望めるメリットもあります。
スキルが心配ならスクールで学ぶ
ビジネスパーソンがすでに保持しているスキルをもとに、ネット上で公開されているノウハウを身につけるだけでもチャレンジできる仕事ですが、短期間で身につけたい、時間を最優先する場合はスクールを活用しましょう。
動画編集を学ぶ
中小企業が発信するコンテンツ形式で増えていくのは動画です。YouTube、インスタグラムなどで活用されています。長編動画よりも短時間の動画増える、短期間で撮影から納品まで完了させる、という需要が増えます。
短時間動画を編集するための基礎知識、アプリ・ソフトの使い方、テロップや画像の入れ方などをスクールでマスターしましょう。わからないことがあった場合に、気軽に質問できる環境があるのはとても便利です。
資料作成を学ぶ
普段の仕事で資料作成に慣れていても、自社だけに通用するルールや方法になっているかもしれません。他の会社でどんなやりかたをしているのかを知る機会もなかなかないと思います。
マンツーマンレッスンの講座が多くサービスがストアカです。さまざまな得意分野を持つ講師の方がレッスンしてくれます。副業をきっかけに一度レッスンを受けてみると発見があるかもしれません。
ライティングを学ぶ
ライティングを学ぶ場合、どんな文章を書きたいかによって受けるべき講座が変わります。Webの記事、ニュースリリース、パンフレットなどの紙媒体・販促物、自分自身でブログを立ち上げるなど。
オススメの学び方法はテクニック的なことの前に、書きたい分野の基本的な考えから教えてもらうことです。ライティングは分野によって身につけるスキルが大きく変わります。どんなことを考えて、どんなスキルを身につけて、どんな仕事得るべきなのかを学ぶことからスタートしましょう。
手を動かす仕事をみつけるために
- 手が足りていない中小企業の副業を探す
- ドキュメント、コンテンツ作成が狙い目
- 仕事開始までの期間を短縮するためにスクールを活用する