会社員の副業作業をしている時間帯は「土日祝日」や「本業勤務終了後の夜」など本業に影響のないスキマ時間を使っていると思います。スキマ時間を有効に使える副業は何がよいでしょうか?
いま身についているスキルを活かす
副業のはじめ方は「いますぐ使えるスキルを活かせる仕事を探す」か「新しいスキルを学んで未経験分野の仕事にチャレンジ」の2パターンあります。
未経験分野の副業で「やりがい」を見つけるためには「仕事を見つける・新スキルを学ぶ時間」が必要です。「未経験でも可」で応募している副業探すか、スクールで学び新しいスキルをみにつけるためにはある程度の時間をかけることになります。いま身についているスキルや本業での仕事に近いことを副業に活かす場合は、仕事が見つかれば副業をはじめることができます。
本業の状況で副業に使える稼働時間や時間帯がかなり制限される人は「いますぐ使えるスキルを活かせる仕事」を探しましょう。想定通りに仕事が進まないなどのトラブルが発生しても対処ができるのでリスクを抑えることができるからです。
自分で副業タイムをコントロールできる
作業時間は「土日祝日」や「本業勤務終了後の夜」、仕事の内容は「いますぐ使えるスキルを活かせる仕事」。さらにスキマ時間を有効につかうための条件を考えてみましょう。
企業側が提示する条件で仕事を請け負う場合のリスクは、想定外の状況が起きてしまうことです。仕事の内容や相手とのやりとりをすべて一人で行う中で、平日の昼間に対応に迫られることがあるかもすれません。本業への影響が出てしまう可能性があります。
こうしたリスクを避けるためには、仕事を請け負うのではなく仕事を依頼してもらい、副業タイムを自分が管理する環境をつくる方法があります。
得意なことを講座で教える「講師業」がオススメ
土日祝日や本業勤務終了後の夜に、いますぐ使えるスキルで、仕事を依頼してもらえる副業は「講師」です。
講師業は教える側が、講座の内容、一コマの時間、料金、開催する日時を決めることができます。提示した条件で納得した人がお客さまになるので、請け負い仕事のリスクが発生しません。
しかし、「お客さま」を自分で探す必要があります。SNSなどを使って自分でお客さまを探すことは現実的ではありません。個人のスキルを買いたい人が集まっている場所を活用しましょう。
個人のスキルを売り買いする場所のひとつが、ストアカというサービスです。
ストアカの講座
ストアカの講座の種類です。本業や趣味のスキルがはまるカテゴリはありますか?
- ビジネススキル (Excel・プレゼン・資料作成・ライティング)
- 趣味・ライフスタイル (絵画・デッサン・楽器・陶芸)
- 占い (タロット・オラクルカード・風水)
- ビューティー・ヘルス (メイク・ヘアアレンジ・アロマ)
- 料理・グルメ (料理教室・お菓子教室・パン教室)
- Web・IT・デザイン (プログラミング・Webデザイン・アプリ開発)
- 写真・映像 (写真(カメラ)基礎・動画編集)
- ライフハック・自己啓発 (片付け・整理術・自己啓発)
- ヨガ・フィットネス (ヨガ・ピラティス・ストレッチ)
- 起業・副業・キャリア (起業・独立・キャリア・転職)
- 英語・語学 (英会話・ビジネス英語・TOEIC対策)
- ダンス・バレエ・スポーツ (スポーツ・ダンス・バク転)
- 文化・教養 (きもの着付け・書道・茶道)
- 家庭教師・子どもの習い事 (キッズダンス・親子向けワークショップ)
- ハンドメイド・クラフト (ジュエリー・アクセサリー・レザークラフト・ポーセラーツ)
- ものづくり・DIY (木工DIY・電子工作・デジタルファブリケーション)
ビジネススキルのカテゴリで、こんなテーマの講座があります。
- Excel
- プレゼン・資料作成
- ビジネスコミュニケーション
- マネジメント・リーダーシップ
- 営業・セールス
- マーケティング・広報PR
講師業のはじめ方
高度な知識やスキルを必要とする内容ではなく、初心者でもわかる、初心者が知りたいことを教える講座から始めましょう。
個人のスキルを買いたい人は、自分で無料動画などを見ながら学びたい人ではありません。わからないことが出てきたときに気軽に質問できて丁寧に教えてくれる人を探しています。個人対個人のコミュニケーションに慣れている、落ち着きや丁寧さが求められる講師業は50代にピッタリな副業のひとつです。
「受講者」から始めてみる
講座を受講してみると、自分自身が講師になったときのイメージがわきやすいかもしれません。講座の進め方、内容など参考になることも多いと思います。
- 自分が受講者になったつもりで、講師を探す
- なぜ、その講師を選んだのかを考察する
- 実際に受講して、想定していた内容との違いを探す
- 講座内容を検討する
こうしたリサーチをすることで、他の講師との差別化を図って受講生にアピールしてみましょう。
スキマ時間を使って副業をはじめるポイント
- スキルの棚卸をして、活用するスキルを決める
- 自分で時間を管理できる講師でなにを教えるかを決める
- 他の講師との差別化を図る