副業を始めたいけど、「どのマッチングサービスを使えばいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、実際に私が登録・応募・面談まで体験した4つの副業マッチングサービスを、使ってみてわかった特徴や違いとともにご紹介します。
目次
1. HiPro Direct for Local|高単価だが通過率はやや低め
特徴
- パーソルキャリアが運営する、地方企業向け副業・複業マッチングサービス
- プロフェッショナル人材向けの高単価案件が多い
- 中長期の継続案件や戦略支援のポジションが中心
実際に使ってみて
- 月10〜15時間で報酬5万円前後の案件が多い
- ただし、面談まで進める確率は低め。企業側の要求水準も高い印象
- 高スキル人材向け。職務経歴書の質が問われる
おすすめな人
- すでに本業での実績があり、スキルを副業で活かしたい人
- 継続的に案件を受けたいプロフェッショナル人材
2. Skill Shift|初心者にもやさしく、面談に進みやすい
特徴
- 地方企業と都市部人材をつなぐ副業支援サービス
- 週1日・月10〜15時間程度の案件が中心
- 初心者にも親しみやすい案件設計
実際に使ってみて
- 報酬は月10〜15時間で3万円前後が多い
- 比較的面談まで進める案件が多く、始めやすい
- 企業側も「まず副業を試してみたい」ケースが多く、雰囲気も柔らかめ
おすすめな人
- 副業が初めてで、まずは小さく始めてみたい人
- 地方企業の課題に興味がある人
3. サンカク|以前は座談会形式、今は選考が本格化
特徴
- パーソルキャリアが運営。企業と求職者の接点づくりが目的の副業マッチング
- 以前は「気軽に話す」座談会形式が中心だった
- 最近は書類選考・面談など、本格的な選考型にシフト
実際に使ってみて
- 最近は履歴書で落とされる確率が高くなってきた
- 気軽さは薄れたが、企業との相互理解はしやすい
- 案件の幅は広く、職種・業種ともに多様
おすすめな人
- 気になる企業とまず話してみたい人
- 選考も受けつつ、企業との相性を見極めたい人
4. 副業クラウド|地域とつながる“無償”副業も視野に
特徴
- 自治体や行政とのコラボによる公共案件に特化
- AnotherWorksが運営する副業プラットフォーム
- 登録・利用無料、自治体と直接やりとりできる
実際に使ってみて
- 無報酬(ボランティア)案件が多いが、実績を積みたい人には最適
- 地域課題の解決やプロモーション支援など、やりがい重視の内容
- 選考は書類と面談。対応がスムーズな自治体も多い
おすすめな人
- 社会貢献や地域課題に取り組みたい人
- 副業での実績を積みたい人
- 報酬よりも「経験・つながり」を重視したい人
サービス比較まとめ
サービス名 | 特徴 | おすすめタイプ |
---|---|---|
HiPro Direct for Local | 高スキル向け・継続案件・報酬高め | 本格的に副業をしたい人 |
Skill Shift | 初心者歓迎・週1案件中心・選考に進みやすい | 副業初心者、まず試したい人 |
サンカク | 座談会から選考型へシフト。応募のハードルは上昇中 | 気になる企業と接点を持ちたい人 |
副業クラウド | 公共案件中心。無報酬が多いが実績作りに◎ | 地域貢献・行政に興味がある人、経験重視の人 |
登録前にやっておきたい準備
いずれのサービスでも、登録時には自分の経歴やスキルを記入するフォームがあり、場合によっては職務経歴書やスキル資料のアップロードが求められます。
これまで資料を作ったことがない方は、この機会に一度整理しておくことをおすすめします。副業に限らず、今後のキャリア設計や転職活動でも役立つはずです。
まとめ
副業マッチングサービスは、目的やスキルレベルによって向き・不向きが異なります。
どのサービスにも強みがあり、「まず経験を積みたい」「報酬を得たい」「地域に貢献したい」など自分の軸を明確にしたうえで選ぶことが大切です。
自分に合ったスタート地点を見つけて、無理なく副業を楽しんでいきましょう!