副業の応募は「自分ができることを伝える」が80%|具体的な書き方と実例


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応募後に自分ができること(未来の貢献)を具体的に伝える重要性

応募先企業が求めているのは「この人と一緒に仕事をしたら、具体的にどこまで任せられるか」のイメージです。
そのため、実際の業務・作業レベルで「どこからどこまで対応できるか」を明記することが重要です。

✍️ 書き方のコツ

  • 「できること」を抽象的に終わらせない
     × 「SNS運用ができます」
     ◎ 「週2本の投稿作成(企画〜キャプション〜画像編集まで)を対応できます」
  • 対応範囲を工程ごとに分けて書く
     企画/調査/作成/調整/納品/効果測定…などの業務プロセス単位で書くと、相手も業務分担を考えやすくなります。
  • 可能なコミュニケーションスタイルも添える
     オンラインMTGの頻度、チャット対応、作業時間の目安なども記載すると、より安心感が増します。

🛠 実例(職種別)

■ SNS運用サポートの場合

  • 週2本の投稿を企画・制作(企画立案/画像編集/キャプション作成/ハッシュタグ選定まで対応可能)
  • 簡易的な分析レポート(リーチ・保存・フォロワー増加)を月1回提出
  • SlackやChatworkでの日常連絡、週1回のZoomミーティング対応可能

■ EC運営サポートの場合

  • 商品登録(タイトル・説明文・画像選定・タグ設定)を週10件対応可能
  • メールやチャットでのレビュー返信テンプレ作成
  • キャンペーン用の簡単なバナー作成(Canvaでの対応)も可能

■ 広報・販促資料作成の場合

  • A4チラシやLP原稿のライティング(取材・素材あり前提で、週1本対応可能)
  • デザイン担当とのやり取り含めた制作進行も可能(納期調整・原稿管理)

✅ ひな形テンプレート(汎用)

この案件に参画した際には、〇〇の領域において、下記のような実務対応が可能です。

  • △△(具体的業務①)
  • △△(具体的業務②)
  • △△(具体的業務③)

コミュニケーションは〇〇(例:週1のZoom、日常連絡はChatwork)で行うことを想定しています。
作業時間は平日夜間または土日で調整可能です。

💡 補足ポイント

  • 作業可能なボリューム(週に◯件、月に◯時間など)を示すと、相手が依頼の設計をしやすくなります。
  • 自分が主導できる範囲と、相手に指示をもらう必要がある範囲を区別して書くと誠実な印象に。
  • 「ツールの対応可否」(Canva、Googleドライブ、Slackなど)も記載すると◎。

💼 職種別・案件タイプ別の具体例(営業支援、業務DX化支援を含む)

■ 営業支援系(例:地域企業の販路開拓・資料作成・アポ支援など)

本案件においては、以下の営業実務を想定した支援が可能です。

  • 既存営業資料のリライト・再構成(訴求軸の整理/導入事例の追加など)
  • 新規顧客向けの提案資料の構成案づくり、テンプレート化(PowerPointまたはGoogleスライド)
  • 問い合わせ企業への初回ヒアリング対応(オンラインでの事前質問設計、要点メモ共有)
  • 営業リスト整備(業種・地域・従業員数等に応じたターゲット抽出・Excel管理)

日常連絡はChatworkまたはSlackで対応可能、週1回の進捗MTG(30分)を想定しています。
作業時間の目安は平日夜間+土日で週5〜7時間程度です。

■ 業務DX化支援系(例:紙管理からの脱却、クラウドツール導入など)

この案件では、業務のデジタル化に向けて、下記の実作業をお手伝い可能です。

  • 紙ベースの業務フローをヒアリングし、Googleフォームやスプレッドシートへの置き換え設計
  • 業務ヒアリングをもとに、Notion/Google Driveなどのツールで業務マニュアルを可視化・作成
  • チャットツール(Slack/Chatwork)の導入サポートと社内向け活用レクチャー資料作成
  • 業務フロー図(As-Is/To-Be)を作成し、改善提案をWordまたはPDFにて納品

コミュニケーションは週1回のZoom(60分程度)と、Chatworkでの常時連絡を想定しています。
導入後の定着サポートや、簡易的な操作ガイド動画の作成も対応可能です(CanvaまたはLoom使用)。

📌 共通して伝えたいポイント

項目書き方の例
業務内容の粒度「営業支援」→「資料作成」「リスト作成」など工程単位で分解する
使用ツール・媒体Googleスプレッドシート、Notion、PowerPoint、Slack などを明記
対応できる時間・頻度週●時間、MTG頻度(週1回)、チャット対応可否など具体化
納品イメージ「スライド10枚にまとめて納品」や「フォームURL共有」など納品物の形まで明示

✅ まとめ

企業側が読みたいのは…

  • 「どこまで任せられるか」=実務レベルで何を、どう、いつやってくれるのか
  • 「ツールや納品物」がイメージできると、依頼しやすくなる
  • 「こちらでやること/あなたに任せること」が明確になると、安心して任せられる

副業の応募は「自分ができることを伝える」が80%です。
具体的に「何ができるのか」「どこまで対応可能か」を明確に伝え、応募書類の印象を大きくアップさせましょう。

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