副業って結局“何を売るの”?50代が見落としがちな“強み”の棚卸し

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「売るものがない」と思っていませんか?

副業に興味はある。でも、こんな声をよく聞きます。

「特別なスキルがあるわけじゃない」
「商品もないし、何を売ればいいのか分からない」

特に50代の方は、何か“モノ”や“知識”を売らなきゃと思いがちです。ですが、本当に大事なのは「今、何を売るか」ではなく、**「あなたがどんな経験を持っているか」**なんです。

副業の入り口は、“売るものを作る”ことではなく、“強みを棚卸しすること”から始まります。

「強み=スキル」ではない

「強み」と聞くと、つい「資格」や「プログラミング」など、特定のスキルを思い浮かべがちです。

でも実は、副業で活かせる強みにはこんな種類があります:

種類
経験管理職でのチーム育成/クレーム対応/現場での調整力
習慣続ける力/整理整頓が得意/日記が習慣
性格丁寧に説明できる/聞き上手/共感力が高い
興味歴史、ガジェット、健康、家庭菜園などの深い知識

つまり、あなたが当たり前にやってきたことの中に、「誰かにとっては価値のあるもの」が眠っているのです。

強みの棚卸しワーク【シート形式】

今すぐ紙でもスマホのメモでもOK。以下の項目に答えてみてください。


📌 STEP1:仕事で自然にやっていることは?

  • 例:「部下が困ったとき、うまく話を引き出している」
  • 例:「人にわかりやすく資料をまとめてあげるのが得意」

📌 STEP2:過去に“人から感謝されたこと”は?

  • 例:「○○さんに教えてもらったら、すごく理解できました」
  • 例:「よくそんなに根気よく付き合えるね、と言われた」

📌 STEP3:もし友人が困っていたら、どんな相談に乗れそう?

  • 例:「仕事の人間関係」「職場での資料の作り方」「子育て後の働き方」など

→ このワークの目的は、「あなたの過去」から「他人に提供できるものの種」を見つけることです。

“売れる”のは「すごいスキル」ではなく「共感と経験」

50代の副業では、「誰かに寄り添える経験」を発信していくのが王道です。
実際に売れているnoteやコンテンツには、こんなものがあります:

  • 「50代で退職した私が、再スタートに向けてやったこと」
  • 「新人を育ててきた管理職の“伝え方テンプレート”」
  • 「仕事が忙しくても書けたX(旧Twitter)3分投稿術」

どれも「スゴイ技術」ではありません。でも、経験をちゃんと整理して言葉にしただけで価値になります。

次のステップ:テーマと届ける相手を決める

棚卸しをしたら、次は「誰に届けるか?」を考えましょう。
同じ経験でも、「若手社員向け」「同世代向け」「地域のお店向け」で伝え方が全く変わります。

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