「責任感が空回り」地域企業支援のリアルな教訓

副業で地域の中小企業さんを支援するプロジェクトに関わったときの話です。
正直に言うと、かなり反省の多い経験でした。

うまくいかなかった理由は、「責任感」と「スケジュール」に縛られすぎていたこと。
でもこの経験を通して、“計画通りに進まない現場でどう向き合うか”、**“副業支援の落とし穴”**に気づくことができました。

この記事では、「なぜ計画通りに進まなかったのか」「相手企業にどんな配慮が必要だったのか」など、リアルな失敗談とともに、次に活かせるヒントをお伝えします。

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スケジュールは厳守するもの!…が裏目に出た

当時の私は、決めたスケジュール通りに進めることが正義だと思っていました。
だって、成果を出すには期限が必要だし、遅れると全体に迷惑がかかる。
だから「ちゃんと進めなきゃ!」って思ってたんです。

でも、これは“副業”として関わるプロジェクト。
支援先の企業さんにとっても、プロジェクトは“本業の合間”に取り組むもの。

「この日までにこれをお願いします」
「次のミーティングまでに、ここまで進めましょう」

…って伝えるたびに、相手の表情がちょっとずつ曇っていったのを今でも覚えてます。

担当者は“専任”じゃない

あとから気づいたんですが、企業側の担当者さんはプロジェクト専任じゃないんですよね。
営業も、製造も、総務もこなしてるなかで、「ついで」にこのプロジェクトにあたっている感じ。

そりゃ時間がない。そもそも、そういう体制のなかでこちらが“ガチ進行”しすぎたら、しんどくなりますよね。

予定通りに進まないのが当たり前

企業さんには本業の繁忙期があるし、担当者さんも慣れていないタスクに取り組んでる。
「急に営業が忙しくなって、資料が作れませんでした」
「社内の承認に時間がかかってしまって…」

そんなの、当たり前だったんです。

でも当時の私は、「いやいや、ここで遅れたら全体が…」って焦ってしまって。
結局、スケジュールを優先しすぎたことで、相手に負担をかけてしまいました。

結果を出すことに必死すぎた自分

今思うと、自分自身が「結果を出さなきゃ」「副業なんだから、ちゃんと役に立たなきゃ」って空回りしてたんだと思います。

それって一見まじめだけど、独りよがり。
“支援する”っていうより、“押し付けてた”のかもしれません。

今ならこうする:スケジュールは“目安”でいい

もちろん、スケジュールなしで進めるのはNG。
でも「予定通り」はあくまで目安であって、現場を見ながら柔軟に調整すべきだなって痛感しました。

そして一番大事なのは、「相手の状況を想像すること」。

「今この人、忙しい時期じゃないかな」
「このタスク、初めてで時間かかりそうだな」
そういう想像力があれば、もっといい関係性が築けた気がします。

おわりに

副業でプロジェクトに関わると、つい「成果」や「効率」に目がいきがち。
でも、その向こう側には“日常業務に追われながら頑張っている誰か”がいます。

今回は失敗からの学びでしたが、次に活かせる貴重な経験にもなりました。

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